タイの食材

タイの食材

タイの食材にはココナッツ製品や調味料、米類、トウガラシ、果物などが有名であるが、数あるタイの食材の中でも、野菜は、日本にはない香草がタイ食材独特な風味がある。

パクチー

セリ科の植物で、日本でも有名である。中国では「香菜」、英語では「コリアンダー」という。消化を助け食中毒や二日酔いの予防、咳止めや口臭予防効果があるといわれている。あえ物やスープに添えたり鍋物の薬味等に用いられるが、葉より根の香りが強く、タイ料理では根のほうを多く用いる。

ガバオ

バジルという意味。肉炒めに用いられる。タイ料理の定番「ガイ・パッ・バイガパオ（鶏肉とバジルの炒めご飯）」に使われることで知られている。ガイ・パッ・バイガパオに入れる香草は普通のバジルではなく、ホーリーバジルを用いる。

バイ・サラネー

ラーブというひき肉料理に使われる。日本で販売されているミントと同様の種類であるが、香りがやや異なっており、タイのほうが複雑な香りがする。調理で使う葉っぱの部分をバイ・サラネーと言うが、バイとは葉っぱを意味する。ラープ・ムウ（豚肉を使ったサラダ）などに入れる。サラネーは日本でも簡単に栽培でき、すぐに増える生命力を持った植物である。

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